旧ロシア領事館(20巻198話~199話)

鯉登少尉の回想シーンで登場。彼の誘拐事件の調査のため、鶴見中尉と鯉登少将(当時大佐)が立ち入った。

 

函館市元町エリアのいちばん端の、坂の上にある。主要な観光地からはちょっと外れた場所。

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▲中は非公開。長年使われていないからか、あちらこちらが傷んでいて間近で見ると寂しい感じ。

ゴールデンカムイ兼近代建築好きとしては、ちゃんと修繕して入場料とって公開して、建物の風化を防いでほしいところなのだが……アクセスもあまりよくない場所だから難しいのだろうか。


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▲上から見るとこんな感じで、かなりの急勾配。

徒歩で登るには息切れするし、車で行ってもエンジンが苦しそうな音を上げるくらいの角度。馬が下るのを怖がったのも納得がいく。

 

公共交通機関で移動しても途中までしか坂を登らないので、ある程度の徒歩移動は必須になる。

市電は電停が平地にあるため坂を登る距離がもっとも長く、オススメはしない。私はバスですこし坂を登ったところにある「幸坂」停留所で降りたが、それでもキツかったので歩きながら野田先生をちょっと恨んだ。ダイヤがあるなら「つな生花店前」が一番近いからGoogleマップと相談を。

時間と体力を考えるなら、タクシーやレンタカー、あるいは三輪車がベスト。

東松家住宅(11巻104〜106話)

稲妻強盗編に登場した、小樽にある花園地区の油問屋。

鶴見中尉が稲妻強盗をおびき出す計画に利用した。

明治村に展示。

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▲賭場の客に扮した第七師団の兵士が待ち伏せをしていた部屋。


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▲偽刺青人皮を隠した引き出しのある階段。


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▲稲妻強盗が2階へと一気に登った吹き抜け。

 

2階より上はガイドが開催されているときでないと入ることができず、

他に参加客がいる場合は自分のペースで見学することが難しい。

本編と同じアングルで撮影するには予習とシミュレーションが必要になってくる。

(ゆっくり撮りたいならイベント時期を避けて来場するのが良さそう)
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▲鯉登少尉が駆け上がったり滑り落ちたりした階段。


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▲配膳用の昇降機。ガイドの女性と同じくらいの大きさなので、

体格のいい男性が通り抜けるには辛そうだ。

西郷從道邸(20巻198話)

 鯉登少尉の回想に出てきた、函館の鯉登邸。

博物館明治村に展示。

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▲鯉登父が鶴見中尉と対面したところ。2階で、ボランティアのツアーがないと見られないところだったはず。


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▲手持ちがあったら月寒あんぱんを持参して食べてみると、鶴見中尉に憧れた鯉登少年の気持ちを味わえるかも。


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旧樋口家農家住宅(12巻115〜116話、16巻151話)

釧路にて、杉元たちがバッタの大群から逃れるために一時的に避難した空き家。

要するに、ラッコ鍋の現場。

土井新蔵を捜索しているときに、土方陣営にも使われた。

同じ建物の素材がまったく別の舞台で使われることはままあるが、こちらは作中でも同じ建物ということになっている。

開拓の村に展示。

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旧菊田家農家住宅(7巻65話〜69話)

杉元一行が、親分と姫に出会ったりヒグマ3頭と闘ったりした農家。

開拓の村内に展示。

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競馬場の二人の生首が置かれていた階段。

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(よく見ると窓がちょっと違う)
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杉元たちが飛び込んだ窓。


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と、その裏。


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旧浦河支庁庁舎(6巻50話〜54話、7巻63話〜65話、8巻70話)

家永が経営する殺人ホテル「札幌世界ホテル」として登場。

外装と階段が作中で使われている。

開拓の村内に展示。

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2階には7〜8巻に登場した、エディー・ダンの部屋がある。